東京都港区青松寺で行われている「ボーズ・ビー・アンビシャス!!」。僧侶たちが語り合うこの場は『がんばれ仏教!』の著者 上田紀行先生の呼びかけから始まりました。来る2010年11月7日、関西での第二回BBAが開催されます。
日時:11月7日(日)開催場所:浄土宗西山深草派総本山 誓願寺 時間:14:00 開場 15:00 開会 20:30 閉会 *その後、懇親会あり。
参加費:一般 1000円 学生 500円(要学生証) *事前に参加希望フォームから参加表明をしてください。 質問がある方はbbakansai@yahoogroups.jpまで。
2009年10月21日水曜日
がんばらなくっちゃ仏教!
浄土真宗本願寺派の霍野廣由と申します。
現在、龍谷大学文学部真宗学科4回です。
私は前回の第三回BBA関西準備会から参加させていただきました。
今夏に父と10日間インド仏跡巡拝に行ってまいりました。
生誕の地「ルンビニー」・成道の地「ブッタガヤ」・初転法輪の地「サールナート」・入滅の地「クシナガラ」・王舎城「ラージギル」・祇園精舎や舎衛城のある「シュラヴァスティ」・仏陀の死後第二結集が行われた「ヴァイシャーリー」の八大聖地の内七つの仏跡を訪ね、他にも玄奘三蔵が学んだ「ナーランダ大学跡」等の仏跡やベナレス・アグラにも行くことが出来ました。
仏跡といっても、日本のように全てが綺麗に整備され観光名所的な装いを見せているわけではなく、平然とした土地にちょっとした丘があるだけ等、全ての仏跡に感動を覚えるわけではありませんでした。
しかし、世界各国からの観光名所となっている所で、現地の方々が信仰している姿を見ることも数多くありました。
日本で観光名所となっている寺院等で、信仰している姿を見ることは稀であるように思います。
昨今、「日本は仏教ブームである」という話を聞きますが、それは単に観光として寺院に訪れている人々を指して、ブームといわれているにしか過ぎないように感じます。
そのように、日本とインドの宗教に関する意識の違いを痛いほど感じていた最中に出会ったのが、上田紀行氏「がんばれ仏教!」でした。
仏跡巡礼の旅は移動の時間が非常に長く、半日バスに揺られるのも珍しくありません。
その移動中に「がんばれ仏教!」を読み終え、私が抱いた感情は「期待」でした。
大学に入学し、「無宗教」や「宗教離れ」を知り、仏教に対し危機感を抱き、現代社会諸問題に対する仏教の実践に疑問を持ち、仏教の社会実践に対し考えてはいたのですが、どうしても「私の実践」の答えを導くことは出来ませんでした。
私は何をすれば良いのか、私に何が出来るのかと自問を繰り返すだけで、明確なものが見えなかったのです。
そうするうちに、坊主は結局ただお経を称えることしか出来ないのではないか、とも考えました。
そんな私に、「がんばれ仏教!」は一つのヒントを与えてくれました。
私は今「坊主は何でも出来るチャンスを持っている」のではないかと期待しています。
22歳になってもまだまだ未熟者で世間知らずのため、社会の厳しさ、構造も大して知ってはおりません。
今後、社会実践に取り組む上で、必ず大きな困難にあうこともあるでしょうし、大変な失敗もすることでしょう。
しかし、今抱いている感情を大切にし、今後の取り組みのエンジンにしていきたいと思っています。
インドから帰国して間もなく、霜尾君の紹介でBBAと関わるチャンスをいただきました。
私はまだまだ大学の中で、「教義として」しか仏教を知りません。
今後BBAに関わることで、仏教者の社会実践について、宗派を超えた先輩の方々から勉強させていただきたいと考えています。
「私は坊主です」と誇りを持っていえる日がくることを目指して。
2009年10月19日月曜日
一言でいえば楽しいです
「ブログ」自体が初めてなので、何を書いてよいのやら・・・といった感じです。
私は関本さんと木村さんに誘われる形でBBAの準備会に参加しました。他の方々のように「以前からBBAを知っていて(もしくは参加して)、関西でもやってみたい。というような高い志をもって参加した」というわけでは、残念ながらありません。
BBAを聞いたのも初めてでしたし、「がんばれ仏教」を読んだわけでもありません。ただ自分は、「寺の人間が寺でただ念仏をしているだけでいいのか?」と思っていただけでした。
そんな私でしたが、「とりあえず行ってみよう」という感じで参加しました。何も知らない私にBBAについての説明するところから始めてくださり、とてもとけこみやすい雰囲気でした。何より初めての参加のうえ、まだ学生の身分という私の意見に真剣に耳を傾けてくださるということがとてもうれしかったです。何のしがらみもなく、年齢も宗派も関係なく話し合える気持ちのいい場所です。
個人的には他宗派の方々と話すということ自体がなかなか機会がなかったのでそれだけでもすごくいい経験をさせてもらっているなと思っています。宗派がちがっても悩みは同じということも多く、そういったことをいろいろな視点で話し合えるだけでとても楽しい時間です。
『僧侶として何かしたい。でも何をしたらいいのかわからない。何から始めていいかわからない。』
そんな方がおられたら、いっしょに活動してみませんか。私みたいな人間もいるので、固く考えずに参加してみてください。
次の準備会は11月25日の18:30から、場所は大阪の應典院です。
一人でも多くの方といっしょにお話できることを楽しみにしています。
2009年10月18日日曜日
すごく新鮮です
初投稿ということで、なにを書いたらいいか迷いますが…
私が京都の中央仏教学院という僧侶の専門学校在学中、寮
の先輩から一冊の本をいただきました。それが上田紀行先生
の「がんばれ仏教」でした。
あまり本を読まない私ですが、「一僧侶として自分は何がした
いのか」、「自分には何ができるのか」、と日々どこか悶々とし
ていた私にとって、何よりも興味深く、面白い本でした。
「こんなにエネルギーに満ち溢れたお坊さんが全国にはたくさ
んいるんだ」ということを知り、わくわくしたことを今でも覚えて
います。
毎年東京のお寺で二度開かれる「BBA」のことは、その時知
りました。宗派を問わず若手僧侶が意見や情報を交換できる、
もちろん興味はありました。
ですが、「東京かぁ…。遠いな」という気持ちに勝るほどの情熱
がなかなか湧かず…
そんな折、とある法要に講師として来られていた上田先生に自
分の境遇を話したところ、「ぜひ一度東京のBBAに参加してく
ださい」との言葉をいただき、ようやく今年の6月参加してきまし
た。
そして気付きました。
志の高い若手僧侶がたくさんいることに…
自分がこれまで他宗派の僧侶をどこか偏った目で見てしまっ
ていたことに…
なにより行動することの大切さに…。
とても勉強になりました。
その刺激的な集まりをぜひ大阪でも、と動き出したのがBBA関
西です。まだまだ人数は少ないですが、アットホームな雰囲気が
私としてはすごく心地いいです。
宗派の垣根を超えて、これからのお寺、僧侶の在り方とは何な
のかを考える。私にはすごく新鮮で貴重な場となっています。
2009年10月14日水曜日
BBA関西!準備会発足
真宗高田派の僧侶であります、平田教信と申します。
さて、早いものでBBA関西の準備会も三回目が終了しました。
回数を重ねるごとに、盛り上がりを みせて段々素敵な準備会になりつつあります。
その反面期限が迫ってきて、少しあせりの気持ちが出てきているのは私だけでしょうか。。。
この準備会は本当に何のしがらみもありません。木村さんも書かれていましたが、
地域も宗派も バラバラです。あるのは佛教に対する情熱だけです。
だからこそ、皆がすぐに仲良くなって、様々な話で盛り上がれるのかも知れません。
しかし私は、毎回感じることがございます。
準備会への行きは、必ずと言って良いほど面倒な気分になります。
『サボったろかな~』という気持ちで家を出ます、
が帰宅したときは、参加してよかったと言う爽やか気分で帰ることが出来ます。
『サボらんでよかった』と思いながら、休むことが出来ます。
逆の気分になることが多い中、出席してよかったと思いなおせる会合は、
結構少ない気がします。
なぜ、このような気持ちになるのか不思議に思うのですが!
それほど、佛教に情熱を持った人たちが集まっているからでしょうか?
ボーズ・ビー・アンビシャスとは、上田先生が何かを教えてくれる場所ではないとよく言われます。
参加者同士で、学びあい教えあう場なのでしょう!
それを考えると、準備会もBBAの一部ではないかと思えてきました。
皆様、一度準備会で一緒にお話しませんか?スタッフもまだまだ大募集中です。
次回の準備会は 11月25日 18時30分より 應典院にて開催されます。
ぜひご参加下さい。
共に佛熱を燃やしましよう
ではでは、また。。。。
2009年10月10日土曜日
盛り上がってきましたよ!BBA関西
先週、BBA関西の第3回準備会がありましたが、私としては大変面白くなってきました!
よびかけ人の一人でありながら、1回目には諸事情で参加できず心苦しかったのですが、
2回目、そして3回目と参加してだんだんと話が進むにつれ、メンバーとも仲良くなりつつあり、ホント良い雰囲気になり盛り上がってきたなと思います。
私は今までも今現在も、様々な会に関わってきましたが、やはり既存の組織でなく又何かを代表する立場でもない一個人として関われる会は、変なしがらみや気負いが要らず、結構「素」で参加できるので新鮮です。
そしてこのBBA関西を通して、新たな方々と出会うことで自分自身にも良い刺激を受けています。
私がBBAのことを知ったのは、上田紀行先生の「がんばれ仏教」によってでした。一度参加してみたいなと思いつつ、なかなか東京まで行く程のきっかけがなかったのですが、あるとき上田先生からの熱い熱い案内をいただき、2年前に参加をしました。
初対面の方々と語り合い、そして打ち上げにまで参加してとても忘れられない時間を過ごしました。
私のように「東京までは…」と思っている方、ぜひ参加してください。
スタッフも大募集です。
次回準備会は11月25日6時半から應典院です。
では、また。
2009年10月7日水曜日
2009年7月9日木曜日
第1回顔合わせ(7月20日)のお誘い
以下、7月20日に開催いたします、第1回の顔合わせのお誘いです。
会場となります應典院の秋田住職のお話と、東京でのボーズ・ビー・アンビシャスの参加者の方々の話題提供の後、それぞれに意見交換を行います。
ふるってご参加ください。
参加申込は
http://uemachi.cotocoto.jp/event/30607
よりお願いいたします。
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「ボーズ・ビー・アンビシャス」関西を実現する僧侶の会のお誘い
(BBA関西準備委員会のご案内)
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この時代にあって、私たち僧侶は、
今までの、そしてこれからの、自身の在り方と寺院の活動を
どのように考え、展開していったらいいだろうか。
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東京都港区にある青松寺で年2回行われている「ボーズ・ビー・アンビシャス!!」。通称BBAと呼ばれるこのワークショップには、全国各地から若手の僧侶たちが集います。既に通算12回を数え、毎回白熱した議論をそれぞれの自坊に、地域に持ち帰っています。
僧侶たちが語り合うこの場は、『がんばれ仏教!』の著者である上田紀行先生の呼びかけから始まりました。この数年、何回か関西から参加してきた僧侶たちは、「熱いものを得ることができるこのワークショップを是非関西でも」と上田先生に投げかけてみたところ、「もちろん協力します」との反応をいただきました。
つきましては、関西でもBBAの開催すべく、具体的な企画を煮詰めるために、集い、語る機会を持つことといたしました。先生の熱意に応え、当面、2009年1月もしくは2月の開催に向け、準備を進めていく予定です。ぜひ、多くの方々に準備の段階から参加をいただき、今それぞれが抱えている問題や今後志す活動の展開についても意見を交わすことができれば、と願っております。
以下にご案内しますように、上記『がんばれ仏教』でも取り上げられている浄土宗應典院(大阪市天王寺区)の賛同と協力を得て、キックオフの機会に研修室を提供いただくことができました。ぜひ、ふるってご参加、また呼びかけへのご協力をいただければ幸甚です。今はまだ小さな種ですが、仏教にあるはずの、私たちにあるはずの、無限の可能性をともに開いていくため、宗派や枠組みを超えて熱く語り合いましょう!!
記
日時:2009年7月20日 18時30分開会(20時30分終了予定)
※終了後、近くの店で懇親会を行います。
場所:浄土宗應典院(大阪市天王寺区下寺町1-1-27) 研修室B
※駐車場が充分ではありませんので、お車での来山はご遠慮願います。
内容:(1)講話「がんばる仏教~應典院の取り組み~(仮題)」(30分)
浄土宗大蓮寺住職・應典院代表 秋田光彦師
(2)話題提供「ボーズ・ビー・アンビシャス」に参加して
融通念仏宗大念寺副住職 関本和弘師 ほか
(3)意見交換「関西でBBA」を開催するために
(参加者自己紹介と今後への期待・課題)
参加費:無料
(今後、上田先生等ゲストお招きする費用を確保するため、カンパを募ります)
呼びかけ人:以下のとおり
・木村慶司(浄土真宗本願寺派栄照寺)
・関本和弘(融通念仏宗大念寺)
・山口洋典(浄土宗應典院)
(2009年7月2日現在)
連絡先:bbakansai@gmail.com
<当面の問い合わせ先>
浄土宗 應典院(担当:山口 洋典)
〒543-0076
大阪市天王寺区下寺町1-1-27
TEL 06-6771-7641 FAX 06-6770-3147
E-mail hironori@outenin.com
URL http://www.outenin.com
<その他>今後、活動が進むにあたり、ブログ「http://bbakansai.blogspot.com」にて経過等は報告させていただく予定です。