どないしましょか、お坊さん ~いりまへんの!?お葬式~
日時:11月7日(日)開催場所:浄土宗西山深草派総本山 誓願寺 時間:14:00 開場 15:00 開会 20:30 閉会  *その後、懇親会あり。
参加費:一般 1000円  学生  500円(要学生証)  *事前に参加希望フォームから参加表明をしてください。  質問がある方はbbakansai@yahoogroups.jpまで。


2010年7月12日月曜日

今日は尾角光美さんの講演会に行きました。

彼女は、グリーフサポートを行う任意団体「live on」を立ち上げ、京都自死・自殺相談センターの執行委員です。

テーマは『聴くことの力を学ぶ』

テーマの通りに、聴くことの大切さを話し合いました。光美さん自身、母を自死で亡くされていて、その時に自分の話を聴いてくれたこと、「ありのまま」を受け入れてくれたことの喜びを話して下さいました。


後半では、3人グループに分かれてロールプレイをしました。2つの題があり、病気で家族を亡くされた方と自死で家族を亡くされた方。

どちらかの亡くされた本人とその友人になり、残り1人は2人の会話を観察します。


その中で実感したことは、ありのまま話を聴いてもらえる安心感。
特に印象的だったのは、本人と友人では、沈黙の取り方が真逆で、

友人は沈黙を申し訳なく思い、
本人は沈黙が居心地良い
ということでした。


聴いている方は、なにも出来ない自分に無力を感じるけど、そうじゃくて「聴く」ことで出来ることはあるんだと分かりました。「聴く」ことで十分相手を甘えさせてあげているんですね。


私は、人間(凡夫)は基もと、無力で自分(人間)の力で誰かを救おうなんて烏滸がましいと考えています。
だから、変に力を入れて、「私が救ってあげよう」ではなく、相手を支えたいって想うこと、「聴く」ことで良いんだと思います。

今回、講演会に出てたこと、光美さんに会えたことが、とても良かったです(^-^)

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