彼女は、グリーフサポートを行う任意団体「live on」を立ち上げ、京都自死・自殺相談センターの執行委員です。
テーマは『聴くことの力を学ぶ』
テーマの通りに、聴くことの大切さを話し合いました。光美さん自身、母を自死で亡くされていて、その時に自分の話を聴いてくれたこと、「ありのまま」を受け入れてくれたことの喜びを話して下さいました。
後半では、3人グループに分かれてロールプレイをしました。2つの題があり、病気で家族を亡くされた方と自死で家族を亡くされた方。
どちらかの亡くされた本人とその友人になり、残り1人は2人の会話を観察します。
その中で実感したことは、ありのまま話を聴いてもらえる安心感。
特に印象的だったのは、本人と友人では、沈黙の取り方が真逆で、
友人は沈黙を申し訳なく思い、
本人は沈黙が居心地良い
ということでした。
聴いている方は、なにも出来ない自分に無力を感じるけど、そうじゃくて「聴く」ことで出来ることはあるんだと分かりました。「聴く」ことで十分相手を甘えさせてあげているんですね。
私は、人間(凡夫)は基もと、無力で自分(人間)の力で誰かを救おうなんて烏滸がましいと考えています。
だから、変に力を入れて、「私が救ってあげよう」ではなく、相手を支えたいって想うこと、「聴く」ことで良いんだと思います。
今回、講演会に出てたこと、光美さんに会えたことが、とても良かったです(^-^)
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